タイの環境教育・ESD研究

タイのフォーマル及びノンフォーマル教育における環境教育・ESDの研究を中心に、持続可能な開発(社会)の構築を目指した教育の役割を研究してきた。特 に、地域の知恵・技・資源をいかした教育にもとづく地域づくり、「地元学」を参考にするなど、主体的に地域開発に参画している地域住民や将来の地域の担い 手となる青少年に対して行っている教育活動について研究した。

ESD論

ESDは環境教育を始め、開発教育、人権教育、平和教育など様々な教育のエッセンスを含み、地域や国によって目指す持続可能な開発(社会)が異なるため様々な実践があり、ESDの定義をめぐって様々な議論がある。しかし、ESDを持続可能な開発(社会)を目指す運動であると考えるならば、そこには住民による度重なる学習の積み上げがあり、それによって主体性をもち、運動を発展しながら支えているのがみられる。
そして、その際の学習こそが、環境教育、開発教育、人権教育、平和教育などを含むESDであるといえる。

東日本大震災以降の環境教育

東日本大震災以降、環境教育は新たなステージを迎えている。さらに、環境教育の原点でもある公害教育が今注目を浴びている。そこには、社会問題に真っ向から立ち向かってこなかった環境教育の反省が見られる。

今後の研究・関心分野

  • 自然体験や生活体験が乏しい青少年への教育
  • 地域の資源や人材をいかした教材とそれを活用できる人材育成