研究の基礎となっている図書

  • 東井義雄『村を育てる学力』明治図書、1966年。

生活に直結する学びこそが、子どもたちの理解にもつながり、かつ地域づくりにつながる主体性を育てる学習でもあることが書かれており、地域に根ざした教育のあり方を考えるうえで研究の基礎となっている本。他にも、無着成恭の『山びこ学校』などがあるが、この本が最初の本。絶版だったが、東井義雄記念館に問い合わせて運よく購入できたもの。

  • パウロ・フレイレ著/里美実訳『パウロ・フレイレ 希望の教育学』太郎次郎社、2001年。

発展途上国の教育といえば、同じくパウロ・フレイレの『被抑圧者の教育学』が有名だが、晩年に書かれた本ということもあって、フレイレの思想がまとまっていると思う。

  • 江原裕美『内発的発展と教育-人間主体の社会変革とNGOの地平』新評論、2003年。

内発的発展といえば鶴見和子だが、発展途上国と教育との関係が書かれているという点で基礎となっている本。

  • 阿部勤也『「教養」とは何か』講談社、1997年。

文字として記録になくとも、記憶や経験として語り継がれている知が、「いかに生きるか」という人生の方向性を与える知となり得るということが書かれており、地域に根ざした教育のあり方として東井義雄と並んで参考になっている本。

  • 農文協『地域から変わる日本 地元学とは何か』現代農業5 月増刊号、2001年。

地元学の定義や実践が一冊にまとまっている本。

  • 山西優二・上條直美・近藤牧子編/(特活)開発教育協会企画『地域から描く これからの開発教育』新評論、2008年。

開発教育だけでなく、環境教育やESDとの関連も書かれている。

  • 澤佳成『人間学・環境学からの解剖 人間はひとりで生きてゆけるのか』梓出版社、2010年。

公害の被害者から社会的排除を考えるのに参考になった本。

  • 最首悟・丹博紀編『水俣五〇年 ひろがる「水俣」の思い』作品社、2007年。

この中の鬼頭秀一を参考。

環境教育関連本

  • 福島要一編『環境教育の理論と実践』あゆみ出版、1985年。

絶版だったが、運よく購入。公害教育を知るにはその当時の本がベスト。環境教育の授業で使う。

  • 福島達夫『環境教育の成立と発展』国土社、1993年。

これも環境教育の授業で使う。

教育関連の本

  • 佐藤学編『教育本 44 転換期の教育を考える』平凡社、2001年。

教育についての本、学生に読ませたい古典本、どんな内容が書かれているか知りたいなど、一冊あると便利な本。